マンスリー・レポート No.19 (2002年5月)
ワールドカップ中継の縁の下の活動
 今回のワールドカップの中継権はスイスにあるHBS社がFIFAから受注し、NHKなどもそこから放映権を購入する体制となっています。そのHBS社では大会期間中に海外等で雇用した中継スタッフを数百人日本へ送り込んでくる予定で、試合のある会場ごとに移動しながら中継の活動を展開します。そのための現場の事務所が各会場近辺に臨時に設営され、スタッフの業務配置指示、宿泊・移動の手配、精算業務などのアレンジを日本のコンベンション企業が受託しています。

 同社ではこうした業務において英語も使えて対応できる人材が不足しているとしてABICにコンタクトがあり、活動会員に募集したところ、商社の支店やプロジェクト事務所の業務で鍛えた経験が生かせるとして20名を超える応募がありました。最終的には10会場中、仙台、鹿島、埼玉、新潟、大阪、神戸の6会場および横浜のメディアセンター対応の計7ヵ所でABICの活動会員が採用されました。採用された皆さんは、久しぶりに厳しい緊張感のある仕事に取り組めると意欲に燃えて準備に入っています。

 ワールドカップの日本組織委員会が募集したボランティアにも、ABICとしてはすでに57名の活動会員がスペイン語等を生かすことでボランティア登録を行い、活動の配置についています。かつて、ブラジルやドイツに赴任してサッカーが好きになった、アルゼンチンやメキシコに駐在していた時、ワールドカップの決勝戦を見た、そういったことなどから、日本で開催される歴史的な大会に少しでも寄与したいとの思いが込められています。ワールドカップの開催を支える縁の下の力持ちの一助になればと思っています。

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