マンスリー・レポート No.24 (2002年11月)
小・中学校、高校向け国際理解教育の講師派遣
同時に10教室10人の講師が授業
「世界の国について知ろう」八木が谷中学校での授業

 昨年から始めた本活動も2年目になりました。本年度はある程度的を絞って、先生たちの研修機関へのPRに努めました。その努力が徐々に実ってか、全校生徒を集めての「講演」は減り、文部科学省の定める「総合的な学習」の国際理解の授業としての講師、それも一校で複数の講師が「同時並行」または「逐次的」に授業を行う講師派遣が増えました。

 千葉県船橋市立八木が谷中学校では一度に10ヵ国(米国、英国、オランダ、インドネシア、シンガポール、ネパール、中国、サウジアラビア、ブラジル、エクアドル)の講義を、それぞれの国情を熟知した担当講師が同時に10教室で行いました。大勢で大変でしたが、講師の皆さんはそれぞれ研究した意欲的な授業を行い、同時に、子供たちへ言葉で一国の外国事情を伝えることがいかに難しいか実感されたようです。

「エジプト・モロヘイヤ料理の実習」
堀江中学校での授業

 また千葉県柏市立旭小学校には「お米主食の国を3ヵ国(タイ、中国、韓国)」というテーマで、3人の講師を時期を違えて派遣しました。千葉県浦安市立堀江中学校では食文化を通じての国際理解で「エジプトのモロヘイア料理の実習と試食」を行い、エジプト数字も学習してもらいました。この時の生徒や先生の生き生きした顔は最高でした。滋賀県立国際情報高校ではフランス、ベネズエラ、インドネシア等の駐在生活について講義し、好評でした。

 小・中・高校生が私たちの話に大変興味を持ち、知らなかった国への知識を深め、「将来外国に行って見てみたい、他の国のことも知りたい、言葉も勉強したい」というアンケートをもらい、この活動が国際理解教育に役立つとの確かな手応えを感じ始めています。

(藤村コーディネーター)

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