マンスリー・レポート No.45 (2004年9月)
  宇都宮大学大学院国際学研究科での「国際NPO起業論」講座

 宇都宮大学国際学部国際学研究科では、市民レベルの国際交流・国際貢献をより体系化した教育研究および地球社会・文化形成による実践的寄与を目的として、2004年度より既設の「国際社会研究専攻」および「国際文化研究専攻」に加え、「国際交流研究専攻」を新設した。その専攻科目の一つとして「国際NPOに関する講座」を企画し、国際社会貢献にすでに実績を有するABICに対し、昨年初め、「国際NPO起業論」の授業開設の要請があった。宇都宮大学は、すでに2002年にABICの活動調査のために学生を派遣するなどABICに関心を持ち、NPO法人として高齢者の能力・労力を活用する一環として、海外経験の豊かな商社OBが中心となって行っている社会貢献活動を高く評価して、このような提案があったものである。

 今回の講座は、2004年4月14日〜7月21日の13回の授業で、ABIC設立に至るまでの背景・経緯、運営ルール、管理体制などNPOとしての枠組み作り、活動体制とその内容、実際に海外現場で活躍している会員による国際社会への貢献活動の実態を紹介し、NPO法人としてのABICの全体像や問題点・課題などを理解してもらうことをめざした。講師陣は、ABIC設立に関与した三井物産戦略研究所の新谷研究員、ABICの宇佐見コーディネーター、運営責任者の吉田理事長、野津事務局長、具体的活動の企画運営に当たっているコーディネーターの和田・布施(大学講座担当)、吉川(メコンデスク)、森(中南米デスク)、世界の現場で活躍する会員の藤川(国際NPOハンズ顧問)、鶴見(国際NGO日本フォスター事務局長)、加藤(国際NGOタイ国境地雷撤去支援活動アドバイザー)の各氏。今後、これがABIC講座の目玉の一つになることを期待している。

(大学講座コーディネーター 森 和重)

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