マンスリー・レポート No.61 (2006年1月)
活動会員のレポート
  北陸大学の想い出
    ABIC関西デスク
大学等講座コーディネーター
赤田あかだ たけし(元 丸紅)

 昨日、北陸大学での最後の講義を無事終了いたしました。2002年4月8日と9日、和田さん(ABIC大学等講座グループ・コーディネーター)とフレッシュマン・セミナーに参加して以来、4年間にわたり幸せな出会いと経験をさせて頂きました。

 受講生の多くは中国からの留学生で、授業は出来るだけ黒板を使い、漢字で書き、話し方も出来るだけゆっくりを心がけましたが、留学生諸君に果たして理解頂けたのか、心もとない次第です。週末には、これも最後の試験の採点をしますが、漢字の国だけあって、書く方は問題ないのですが、ヒヤリングは大変なようです。

 我々ABIC講師担当の授業は、午後の1時限目です(13:45〜15:15)。私は、現在、阪神シニアカレッジを受講中ですが、昼過ぎの授業は睡魔に襲われます。まして中国からの留学生諸君にとっては。次のような話を聞いたことがあります。「彼らの日本における生活費は相当厳しいものがある。しかし彼らを雇用してくれるバイト先は、金沢ではせいぜい食堂の皿洗い程度で、宿舎に戻るのは午前様になる。授業中の睡眠は大目に見てやって欲しい」。

雪景色の校舎

 それでも、眠らせないのが、講師の腕でしょうが、私はそうは参りませんでした。しかし熱心に聴いてくれた学生、的を射た質問を授業後あるいはメールでしてくれた学生も何人かはおりました。

 大阪発9:42、金沢発16:52のサンダーバード。これが私の定番でした。大阪―金沢は約2時間半で、往は授業の予習、復は「万歳楽(花伝)」の冷やでゆっくり開放感にひたる、時には「黒百合」(金沢駅構内のおでんや)に立ち寄ることも楽しみでした。雪のため休講ということも何度かありましたが、本年度もほぼ順調に授業が終わろうとしております。

 来年度も講座が継続されることとなりましたが、新しい布陣での講師各位のご健闘を祈ります。最後に、この講座に当初よりご尽力頂きました入院中の高田先生の一日も早いご回復を祈りつつ想い出の手記とします。

(2006年1月26日筆)

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