マンスリー・レポート No.73 (2007年1月)
ABIC・関西学院大学共同プロジェクト
  『現代の総合商社』出版記念シンポジウムを開催

 マンスリー・レポートNo.71(2006年11月)でご紹介した『現代の総合商社―発展と機能』(関西学院大学 土井教之教授、伊藤正一教授、ABIC増田政靖コーディネーター編 晃洋書房)の出版記念シンポジウムが2006年12月15日、大阪の関西学院大学梅田キャンパスで開催されました。

 同大学経済学部では2002年以降、日本貿易会および国際社会貢献センター(ABIC)との連携により、学生に総合商社というビジネス現場の様子を伝える特別講座「経済学トピックスE」を開講してきましたが、その講義録をベースに本書が編纂され、2006年から正規の教科書に指定されたこともあり、同大学の産業研究所(所長:伊藤正一教授)とABICが協力して今回の開催となったものです。

平松関西学院大学学長の祝辞 上野三菱商事副社長の基調講演

 同大学のホームページによる広報、ABICからの関西在住ABIC会員勧誘もあり、年末という時期にもかかわらず、約90人の聴講者で1405大教室はほぼ満席となりました。伊藤教授の司会進行により、平松関西学院大学学長、三幣ABIC理事長の祝辞、挨拶に続いて、三菱商事(株)代表取締役副社長上野征夫氏が基調講演を行い、冬の時代、氷河期などといわれた苦難の時期を乗り越えて、今や夏の時代といわれる総合商社の絶えざる変化と発展の秘密を総括されました。

出版を記念して

 引き続き執筆者を代表して土井教授、増田氏(三菱商事OB)、山下氏(伊藤忠商事)によるパネルディスカッションが行われ、総合商社が日本にのみ発展した理由などを中心に活発な意見交換が行われ、盛況裡に閉会しました。

 なお「経済学トピックスE」の講座は2007年度にも継続されることが決定しており、ABICとしては引き続きベストメンバーの講師派遣を準備しております。

(関学・ABIC共同プロジェクト・コーディネーター 宇佐見 和彦)

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