マンスリー・レポート No.79 (2007年7月)
ABIC・関西学院大学共同プロジェクト
  関西学院大学、青山学院大学とのABIC高大連携プログラム(国際理解教育)
「日米高校生交流の集い」

 ABICは関西学院大学(7月27日、28日)、青山学院大学(7月30日、31日)と高大連携プログラム「日米高校生交流の集い」を開催した。
 日米相互理解が重要性を増す今日、次代を担う日米の高校生が対話と共同生活を通し、異文化の壁を乗り越えて相互理解を図るのが目的である。
 米日財団と日本貿易会の支援に加え、関西は米国総領事館、民間国際教育交流団体のAFS大阪事務所、関東は米国大使館・広報文化交流部、AFS日本協会が協力団体で参加した。

各チームの発表 関西学院大学にて
カイザー米国領事館副領事(右端)と食事を共に

関西では:関西学院大経済学部神崎教授と大高教授の指導で、「本音で語る日米の国と国民性に関する長所と短所」を主題とし、「日米の国と国民性への相互理解の共通化を目指そう!」を標語とした。
 参加した高校生は、兵庫県立宝塚西高等学校、大阪府立箕面高等学校、私立啓明学院高等学校、関西学院高等部から日本人21名、AFS派遣米国人11名の計32名、大学生は関西学院大生9名、AFSボランティア2名の計11名。
 初日は、関西学院大学西宮上ケ原キャンパスに集合し、神崎教授の開会の辞、司会でグルーベル関西学院院長挨拶、ABICからは野村哲三(元三菱商事)会員の歓迎スピーチに続いて、カイザー米国領事館副領事が「日米文化比較」をテーマに、生徒との質疑応答形式でユーモアたっぷりの話しをされた。その後、「スポーツ、映画、アニメなどの日米比較」「受験勉強、いじめ、登校拒否などの日米の教育問題」「ゴミ処理、地球温暖化と省エネなどの日米の環境問題」「戦争と平和、格差社会などの日米の政治・経済問題」の4チーム別に分かれてディスカッションを行った。夕食後は、教授、副領事も参加してゲームで懇親を深めた。
 2日目は、チーム別のディスカッションを続け、発表会に備えた。その後、柔道、空手、弓道、茶道部を見学し、柔道部で組み手、投げ、茶道部でお手前を体験し、日本伝統文化に触れた。発表会は、神崎教授の司会で進められ、チームごとに英語で発表した。全体でのディスカッションを経て、審査委員長の野村ABIC会員から各チームの講評と結果の発表があり、最優秀チームには表彰および賞品が授与された。
 懇親会は、日本貿易会三幣常務理事ならびにABIC名鏡事務局長の挨拶の後、参加した高校生に修了書手渡され、高校生達絶賛の中で閉幕した。

関東では:初日は、丸紅(株)の協力により丸紅多摩センター研修所で、2日目は、青山学院大青山キャンパスで、「Be a messenger!! 〜A letter to the president〜」を主題に開催した。
 参加した高校生は、東京学芸大学附属高等学校、横浜市立横浜商業高等学校、青山学院高等部、神奈川県立相模原高等学校、私立横須賀学院高等学校から日本人20名、AFS派遣の米国人10名の計30名。また、AFS留学経験がある東京外国語大学、立教大学、慶應義塾大学、昭和女子大学の学生5名と青山学院大学5名の計10名が企画から運営まで中心的役割を担った。
 初日は、日本貿易会天野専務理事の挨拶、ABIC川本恒彦会員(元三菱商事)の「米国の高校生活」と題したスピーチの後、参加した生徒はドッジボールなどを行った。夕食後は5チームでスポーツ、文化、ライフスタイル、学校生活、食べ物に関してディスカッションした。
 2日目は、米国大使館広報文化交流部トーマス・ヒューストン氏が「The impression of Japan」と題して英語スピーチを行った後、「A letter to the president」を纏めるため、チームごとの意見を集約した。
 懇親会では日本貿易会三幣常務理事の挨拶の後、チームごとに英語で発表し、来賓者の投票で学校生活をテーマとしたチームが最優秀に輝き、ABIC名鏡事務局長から表彰ならびに賞品を授与した。
 最後に、実行委員長である青山学院大学仙波副学長が同じ釜の飯を食った経験を通して相互理解を深めよう、と英語で講評を述べ、参会者全員が記念撮影をして散会した。

参加者全員で記念撮影 青山学院大学にて

(小中高国際理解教育グループ)

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