マンスリー・レポート No.94 (2008年10月)
活動会員のレポート
  “JAPAN AEROSPACE 2008”メキシコ州政府代表を支援して
      竹山 たけやま 克則 よしのり (元 伊藤忠商事)
PROMEXCO エサウ・ガルサ氏と筆者(右)

 メキシコは、(社)日本航空宇宙工業会が4年毎に主催している国際航空宇宙展に、今回初めて参加した(10月1〜5日、パシフィコ横浜にて、529社・団体が出展)。
 メキシコの航空機産業は、部品の製造・機械加工・機体組立・研究開発など、近年大きく成長し、企業数は186社を数え、対米輸出を柱に今や世界12大供給国の一つと言う(2012〜14年を目標にメキシコ製航空機の組立を志向)。
 今回30歳代の若手を中心に15名の代表が主要9州から来日し、大使館商務部(PROMEXICO)のブースにそれぞれの州デスクを配置し、「州政府は外国企業にどのようなサポートが出来るか」来場者にオリエンテーションを行った。
 ABICはメキシコ大使館の要請に応え、5名の“BBA”(バイリンガル・ビジネス・アドバイザー)を派遣し、日本企業との取引拡大、企業誘致などについて、州代表の活動を側面から支援した。
 9つの州は互いに競争相手だが、その対応振りには温度差があった。
 開催期間中は、ブースに詰め名刺を集めるのではなく、他国欧州企業のブースを回る州代表、また首都圏の企業を、精力的に訪問する州代表など彼らの行動形態は様々であった。この機会を最大限に活用し、ビジネス第一で実質的な行動をする、また来場者への応対も、資料を直ぐに渡すようなことはせず、来場者の関心事、意図をきちんと確かめ、個別具体的に対応する、といったCS(顧客満足)マインドを持って、しっかり仕事をする優秀な若手地方公務員であった。
 ビジネスデー3日目、PROMEXICO ブースは、盛り沢山のご馳走とワインを揃え、レセプションに早変わり、ルイス・カバーニャス大使が応対し、この粋な計らいと「オンリーワン」のプレゼンテーションは会場内の注目を集めた。
 最後に、州代表からまた大使館からも、日本企業との話の進め方などP to Pで学べ、BBAと行動したこの5日間は、有益かつ愉しかったと評価されたことを付記したい。

左から小畑氏、根岸氏、筆者、小野氏、川俣氏  

ABICチーム(敬称略・氏名五十音順)  
コーディネーター 西山 勝昭 (外国企業支援コーディネーター、元 住友商事)
バイリンガル・ビジネス・
アドバイザー (BBA)  
     
グアナフアト州担当 小野 勝彦
(元 日立ハイテクノロジー)
ケレタロ州担当 小畑 克之(元 丸紅)
バハ・カリフォルニア州担当 川俣 二郎(元 トーメン)
メキシコ州・プエブラ州担当 竹山 克則(元 伊藤忠商事)
ソノーラ州担当 根岸 史彦(元 丸紅) 
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