マンスリー・レポート No.97 (2009年1月)
活動会員のレポート
  やまぐち産業振興財団に対する支援活動
―下関市での「新製品フェア」で首都圏事業化支援
販路開拓の企業相談会デスク
(左列手前から高廣(筆者)、近野、大井、大森)
「新製品フェア」会場

 ABICの自治体協力活動の一つである(財)やまぐち産業振興財団に対する事業支援は、「首都圏事業化支援コーディネート事業」として、2007年度に引き続き2008年度も業務委託契約を締結している。ABICでは、ナビゲーター3名体制で毎月1回の首都圏での相談会および年3〜4回の山口県内での企業相談会をベースにして、首都圏における事業化支援および販路開拓活動を実施している。現在までに相談企業数は延べ 約50社、販路開拓のための訪問企業数は延べ約60社となり、着実な活動を行っている。

 2008年度は、昨年11月11日〜12日に下関市で開催された「新製品フェア」の会場で企業相談会を行なうことになり、ナビゲーターの大井孝允(元三井物産)、近野治夫(元丸紅)、大森日出太郎(元三菱商事)各会員の応対に同席した。

 「新製品フェア」は、関門海峡に面した“海峡メッセ下関”の展示見本市会場にて、山口県、下関市、(財)やまぐち産業振興財団の主催で開催され、山口県内の中小・ベンチャー企業に、各社が開発した新製品、サービスの内容、長所をアピールする場を提供するものである。食品、環境、福祉医療、エコ市場、生活文化、土木建築、下関ブランド等、多岐に亘る業種の企業 50数社が参加し、それぞれのブースにおいて商品の展示、また商談を行ない、来場者数も多く盛況であった。

 展示会場の一角に首都圏事業化支援のための相談会デスクが設けられたが、相談時間が限られていたため、ハード関連企業(大井、大森)と、ソフト関連企業(近野、高廣)に分けて対応した。製品としてユニークなものが多いものの、競争の激しい首都圏での販路開拓は容易ではなく、まだまだ工夫、改良を要するものが多いとの印象であった。引き続きABIC会員の豊富な知識、経験、人脈を大いに発揮して、一つでも多く首都圏市場へ送り出すべく努めていきたい。

 相談に応じた製品を2〜3点ご紹介すると、1. 低カロリー、ダイエット食品のおからパン、2. 糖尿病、高脂血症用 サプリメント、3. 低カロリー食の蒟蒻こんにゃくラーメン、4. 自然薯じねんじょラーメン、5. 汚水処理・汚泥減少システムなどである。この他にも工夫を凝らした多くの新規開発商品があり、事業化の足掛かりとなる販路開拓支援活動が期待されている。

(中小企業支援担当コーディネーター 高廣 たかひろ 次郎 じろう

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