2011年1月16日(日)、70ヵ国からの留学生や研究者とその家族1,000名が住む東京国際交流館では、正月や冬の季節にちなんだ遊びやスポーツプログラムの行事が開催された。
餅つき、凧作り、凧揚げ、羽根突き、色々な正月遊び、駅伝など、これまで行なわれた種目に2011年は書き初めが加わったため、特にABICの書き初め指導が要請され、ABICのボランティア講師や留学生支援グループの担当コーディネーターが参加した。また普段の日本語授業を通じて留学生や家族と交流している日本語講師も参加した。
今回の書き初めはかなりの人数の参加が予想され、定例の書道教室の講師一人では対応しきれないとの判断でABIC会員に呼び掛けて、書道師範や書道指導に実績のある川嶋則男(元 日商岩井)、小峯征三郎(元 海外経済協力基金)、遠藤眞喜子(元 三井物産)のお三方にも参加いただいた。
当日は予想をはるかに上回る100名近くの留学生や家族が押し寄せ、用意した16席は常に満席で順番待ちが続く大盛況で、みんなが熱心に講師の指導の下に書道を楽しんだ。立ちっ放しで4時間に及ぶ指導に当たられた講師の方々は疲れる暇もない様子で参加者との交流を楽しんでいた。
書き初め参加者のうちの15名から、定例の書道教室参加の申し込みを受けた。
(留学生支援担当コーディネーター 田中 武夫 )