Focus Brasil & Press Awards Japão 2014
(左から関伊知郎ABIC事務局長、コラレス副領事、
齊藤秀久ABIC理事長、リリアン・テルミ・ハタノ近畿大学准教授、
バターリャ一等書記官、
森和重ABIC中南米デスク担当コーディネーター)
2014年9月26日曳舟文化センタ-(墨田区)で開催された「2014ブラジリアン・インタ-ナショナル・プレスアワ-ド」授賞式で、ABICは長年にわたる在日ブラジル人子どもへの支援活動などブラジル人コミュニティへの貢献を高く評価され表彰を受けました。
この賞は、ブラジルの知名度向上や文化・社会交流の発展に貢献した個人、団体、企業を表彰するもので、駐日ブラジル大使館、総領事館、在日ブラジル・メディアなどで組織された評議会がノミネ-トを行い、在日ブラジル人コミュニティの投票により受賞者が選ばれます。
今回は4回目であり、神奈川県、JICA、ABCジャパン、サッカ-のラモス選手(現FC岐阜の監督)、その他ア-ティスト・スポ-ツ関係者など21の個人・団体が表彰されました。表彰式にはコヘ-ア駐日ブラジル大使のご臨席を得て、約200人の関係者が参加し、表彰ア-ティストによる歌やカポエラなどが披露され賑やかに執り行われました。
ABICのブラジル関係活動については、在日ブラジル人子どもの支援を中心に、2005年から会員会社の三井物産㈱の在日ブラジル人子ども支援プロジェクトの実施業務を受託し、①2005年からブラジル人学校の生徒に対する教育資機材、奨学金の助成、②2007年に日本公立学校に通学する生徒のための副教材の作成、③2006年からは不登校・不就学生に対する、NPO・SABJAなどブラジル人への支援NPO・ボランティア団体などを通じての支援、④2009年からは毎年「外国人こども教育支援セミナ-(通称カエルプロジェクト)」開催などを実施しています。さらに、2009年から6年間文科省によるブラジル人子ども就学支援プロジェクト「虹の教室」の2教室運営業務を受託し、茨城県で実施しています。
今回の受賞は、これらの活動実績が高く評価されたものと大変喜ばしく光栄に存じます。今後とも、在日ブラジル人の子ども支援のために最善の尽力を続けていく所存ですので、会員皆さまのご理解とご協力をお願いする次第です。