活動会員のレポート

春の新入館生歓迎バザー

東京国際交流館


 5月14日(土)および15日(日)の2日にわたりお台場にある東京国際交流館で、留学生支援バザーが開催された。これは2004年以来途切れることなく続いてきた恒例の行事で、交流館在住留学生およびその家族、交流館勤務者、ABIC会員、近隣の大学や居住者の方々との交流の場ともなっている。
 今回は成人用衣服を寄贈品の対象外としたためか、前回に比べ寄贈品の箱数は40箱ほど減少したが、売上高では前回より2万円多い17万円となった。これは台所用品、陶磁器、小型家電製品など良質の商品を寄贈いただいた結果と思われる。バザー売上金は従来同様に、同館の留学生支援活動に提供させていただいた。ABIC会員および支援企業とその社員、ならびに日本貿易会の役職員等の方々のご支援に厚く感謝申し上げたい。
 また、当日はバザー会場にABICコーナーを設け、日本語広場、日本文化教室の勧誘を行い活動会員等4人の方がボランティア活動を引き受けていただいた。

(留学生支援担当コーディネーター)


兵庫国際交流会館


 4月22日(金)の新入館生ウェルカムパーティーに続き、5月21日(土)、歓迎バザーが開催された。これで4回目になるが、秋の新入生60人はじめ既入館者と一部外部留学生それに当日来られた一般の来場者を加え約190人がバザーに参加した。今回もABIC会員および支援企業とその社員、ならびに日本貿易会の役職員等の方々から66箱を超える広範囲にわたる品物をご寄贈いただき、4万1,000円の売り上げを得ることができた。この売上代金は、同館の留学生支援活動資金として提供させていただいた。ご支援くださった皆さまには厚く感謝申し上げたい。
 今回は中国、台湾などいわゆる中華系の学生が多く入館したが、ドイツ、フランス、米国、デンマーク等の欧米諸国、それにアジア、アフリカ諸国からはカンボジア、インドネシア、フィリピン、エジプト、エチオピア、アフガニスタン等からも来ている。来日間もない学生にとり皆さまから寄贈された生活必需品の極めて安価での提供は、払底するほど好評であった。関係者からは次回も是非開催してほしいとの要望があった。バザーには、関西デスクに加え、日本語講師も参加し入館者との交流も行った。ABIC関西デスクでは、東京本部の関係者の協力を得てバザー以外でも、兵庫国際交流会館にて日本語・文化教室を2015年からスタートさせておりさらに広範囲な学生支援活動を目指し、関西在住の会員の皆さま、お知り合いの方にはこの方面のご支援、ご協力もお願いしたい。

(関西デスクコーディネーター)