活動会員のレポート

兵庫国際交流会館での活動

春の新入館生歓迎バザー

 4月13日(金)の新入館生歓迎会に続き、5月13日(日)に歓迎バザーが開催された。これで8回目になるが、新入館生約55人はじめ既入館者とその友人を加え約180人がバザーに参加した。今回もABIC会員および支援企業とその社員、ならびに日本貿易会の役職員等の方々から96箱を超える広範な品物をご寄贈いただき、9万5千円の売り上げを得ることができた。この売上代金は過去最高であるが、同館の留学生支援活動資金として提供させていただいた。ご支援くださった皆さまには厚く感謝申し上げたい。
 今回はバザー開始時間を従来の午前11時から正午に変更した。これは、一部の学生にとり日曜日は教会行事と重なり、バザーに参加できない人もいたため。それでも開始30分前には60人ほどが列を作りバザー開始を待っていた。兵庫国際交流会館には日本人と体型を同じくするアジア系の学生が約67%を占めている。このため、多くの夏用衣料品は、終了時間を過ぎても買い求めていた。また、最近はABEイニシアティブに基づくアフリカからの学生が約20%と増えている。来日間もない学生にとり皆さまから提供された生活必需品の極めて安価での提供は、取り合いになるほど好評であった。特に食器、電化製品、各種生活雑貨などには、日本の文化に興味を持つ新入館生には好評で、用途など色々質問があった。関係者からはアンケートの結果として次回も是非開催してほしいとの要望があった。バザーはRAが主体的に行ったが、関西デスクも来場者との交流を積極的に行った。
 ABIC関西デスクは、バザー以外でも同館にて日本語・文化教室を2015年からスタートさせており、さらに広範囲な留学生支援活動を目指し、関西在住の会員の皆さま、お知り合いの方にこの方面のご支援、ご協力もお願いしたい。

(関西デスクコーディネーター)