春の留学生支援バザー
従来日曜日に開催していたのを日曜礼拝などの理由で今回は土曜日に変更した。その結果、あいにく大学の講義や行政機関の行事と重なり、学生の一部はバザーに参加できなかったとも聞いている。それでも、友人の依頼で購入する人も見られ1人当たりの購入額は前回より多かった。今回の特徴として、食器類、文具類、炊飯器、スチーマー、温水器、ホットプレート、テレビなど電化製品が多く出品され、取り合いになるシーンもあった。衣類ではTシャツとトランクスが安値で提供され、夏を控え多くの人が買い求めていた。4月に入館した学生はアジア系の学生が多いが、2018年秋に入館したアフリカ、シリアからの学生とその家族も熱心に商品を探していた。皆さまから提供された生活必需品は、来日間もない学生に非常に好評で、関係者からは次回開催の要望があった。バザーは、交流会館のRA(注)が運営したが、ABIC関西デスクも協力・参加した。ABIC関西デスクは、同館にて日本語広場や華道、空手、書道等の日本文化教室を2015年からスタートさせているが、さらに広範囲な学生支援活動を目指し、会員の皆さまにおかれては、お知り合いの方のご紹介も含めこの分野でのご支援、ご協力もお願いしたい。
(関西デスクコーディネーター)
(注)RA(Resident Assistant)両交流館内それぞれに居住する日本人大学生で、外国人留学生の生活相談、イベント支援などをする。