国際交流フェスティバル
本格的な夏の到来とともに東京国際交流館の年間最大行事である「国際交流フェスティバル」が8月10日(土)にお台場で開催された。ABICは今回も茶道、華道、書道の体験教室を開き、日本の伝統文化に触れる機会を提供した。
各教室の参加者は茶道258人、華道77人、書道125人で合計460人の国際色豊かで幅広い年代の人たちが日本の伝統文化と触れ合うひとときを過ごした。
この体験教室には、月例の各教室の講師や各流派本部等からの応援とABICのボランティア合わせて26人の方々の支援により実現された。ご支援いただいた皆さまには心から感謝申し上げます。
今回のフェスティバルも、世界各国の自慢料理の店、民族衣装体験、阿波おどりや仮面ライダーショー、福島県産品販売など楽しい出し物や価値ある産品にあふれ、締めくくりは、やはり盆踊りであった。浴衣を着て夕風に吹かれながらやぐらを回る楽しさもまた、忘れがたい日本の夏の思い出になったと思われる。
2019年秋の留学生支援バザー・新入館者歓迎会
10月19日(土)および20日(日)両日に恒例の留学生支援バザーがお台場の国際交流館で行われた。今回も開始時間の11時前より開場を待つ人が集まり始めたが、気温が低い日であったため開始時間を早めて実施した。バザーの商品として寄贈いただいた数は133箱、2日間の来場者数は134人、売上高は5万4千円であった。売上金は従来通り同館の留学生支援活動に提供させていただいた。
このバザーには社会貢献・ABIC委員会加盟企業とその社員、家族、個人会員、日本貿易会の役職員の方々から寄贈いただき、皆さまには厚く感謝申し上げます。
また今回も会場に「ABICコーナー」を設け、日本語広場講師とコーディネーターが待機し、ABICの活動や各種講座の説明、勧誘を行い18人の講座申し込みを受けた。休日にもかかわらずご協力をいただいた講師の方々にお礼を申し上げます。
10月24日(木)には国際交流館体育室で秋の新入館者歓迎会が開かれた。広い体育室も参加者225人の前にはかなり手狭に感じられる。歓迎会は米川館長のあいさつ、来賓紹介ならびに来賓代表のABIC常務理事のあいさつ、新入館者および既入館者のあいさつの後、ビュッフェスタイルの会食が行われた。並べられた料理には、食品名が英語で書かれており、食事制限のある人にも親切な表示であった。これから始まる日本での生活や学習、研究に情熱を持ち取り組もうとする態度に、会場が熱気に包まれたひとときであった。
(留学生支援担当コーディネーター)