新刊紹介

『最新航空事業論(第3版)』

井上 いのうえ 泰日子 やすひこ (獨協大学特任教授、早稲田大学、
青山学院大学非常勤講師、著述家、旅行家、ABIC賛助会員、元日本航空)著
発行所:日本評論社 2019年10月20日発行 定価2,600円+税

出版社告知:
 航空の「輸送」と「製造」、2つの領域を1冊でカバーした画期的な「航空事業の教科書」。世界55ヵ国を旅した航空の研究者が、航空の未来、歴史の真実、航空のビジネスの詳細、LCC、レベニュー・マネジメント―最強の経営理論、アライアンスからジョイントベンチャー、規制緩和とオープンスカイ政策、航空機製造産業、航空安全、空港、国際航空法、米国チャプター11、航空管制、さらに「就活成功のヒント」まで全てを網羅。36のKeywordと43の事例研究を読めば航空業界のイロハが分かる。
主な特徴:
(1)「航空の未来」の章では、ドローン、空飛ぶクルマ、超音速旅客機などもカバー。同時に中国の航空分野での大きな成長、また、デジタルトランスフォーメーション時代におけるボーイング737MAXの事故を取り上げた。
(2)同じ敗戦国で両国ともに航空禁止令が課せられたにもかかわらず、ドイツは、エアバスの中核で航空機を製造し続けており、既にボーイングを脅かす存在になっているが、日本はなぜそれができないのかを分析。
(3)JAL破綻の原因はさまざまあるが、1985年の御巣鷹山の事故が最大の原因ではないかとの視点で記述した。
(4)最後の章に(主に学生のために)就活成功のヒントを加えた。