新刊紹介

『営業マンのための貿易実務』

東中ビジコン 代表  太田 おおた 光雄 みつお (ABIC会員、元住友商事)著
出版:パブフル 販売: アマゾン(ジャパン)
定価:Kindle版(電子本~推定413頁~) 1,250円(税込)
   オンデマンド版(ペーパーバック~368頁~) 2,980円(税込)

著書紹介:
 本書は、元総合商社の営業マンが書き下ろした、「営業マンのための」貿易ビジネスブックである。百戦錬磨の貿易経験、延べ1,000件を超える中堅・中小企業・零細事業者等へのアドバイス経験で培われた、貿易の「知識と知恵」が、余すところなく披歴されていて、貿易戦線の第一線での仕事に役立つ書となっている。
 貿易は、国内取引のように、取引相手が見つかればできるものではない。貿易とは、貿易特有の専門知識を持って、取引に潜むさまざまなリスクを回避・ヘッジする方法を、習得して行うもの。そうすれば、取引相手が誰であっても、損失をかぶることはない。信頼できる相手かどうかは、取引してみなければ、分からない。昨日まで信頼できたのに、明日は違うかもしれない。それよりも、常に自社をリスクにさらさないで行うのが貿易であることを、この本は、実務に即して教えてくれる。
 本書は、2020年1月1日から有効となった、最新の「インコタームズ2020」に対応している。次のような方々に、本書をお勧めしたい。
1.貿易の第一線に立ち、自社をリスクにさらさずに、取引したい人。
2.先輩から教え継がれたまま、古い貿易知識で取引している人(最新の貿易知識にアップデートできる)。
3.貿易のバックヤードの仕事に従事している人(貿易営業の仕事に精通することで、営業に寄り添った仕事が可能となる)。
4.海外展開を支援する支援組織や認定支援機関で、中小企業の海外展開を支援している人。