新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、5月29日(金)書面審議にて第60回理事会、6月23日(火)みなし総会(注)として第20回通常総会がそれぞれ開催されました。議題として①2019年度事業報告及び収支決算、②2020年度事業計画及び活動予算、③任期満了に伴う役員の選任、④名誉会長の推薦、⑤定款の一部変更が審議され、いずれも原案通り承認されました。中村邦晴会長(住友商事会長)は名誉会長に推薦され、副会長には兵頭誠之住友商事社長が新たに委嘱されました。また、6月1日(月)ウェブ開催による第61回理事会において、小林健 三菱商事会長がABIC第7代会長に選任されました。
(注)「みなし総会」とは、総会を開催せずに書面または電磁的記録を用いて総会決議があったものとみなすもの。
小林健 会長就任あいさつ
小林会長
ABICが大変活発に活動していることは、従来から承知していました。多くの知見と幅広いスキルを持った商社などのOB・OGを中心とした活動会員が、さまざまな分野で活躍されていること、そして各方面から高く評価されていることをうれしく思っています。
現在は新型コロナウイルスの影響により、活動会員の皆さまもなかなか思うようには活動できない状況かと思います。皆さまにおかれましては、しばらくは我慢をしつつ、力を蓄えていただきたいと思います。安心して活動が再開できる状況になった際には、ご活躍の場を海外に展開していくことも含めて、皆さまへのサポートをABICとして一層拡充していきたいと思います。
日本貿易会の新会長として、「未知の時代を切り拓く 日本貿易会」というキャッチフレーズを掲げました。世界は日々、大きく、またすさまじいスピードで変化しています。政府機関や自治体、学校関係者等の皆さまともこれまで以上に緊密に連携し、20周年を迎えたABICの新しい歴史を共に切り拓いていきたいと思います。