新刊紹介

『海外展開の基本』

東中ビジコン 代表 太田 光雄(ABIC会員、元住友商事)著
出版:パブフル
販売:アマゾン(ジャパン)
定価:Kindle版(電子本~推定403頁~) 1,250円(税込)
   オンデマンド版(ペーパーバック~354頁~) 2,980円(税込)

著書紹介:
 新型コロナウイルス感染症の世界的なまん延で、グローバルな企業活動に支障が生じている。しかし、明けない夜はない。現在の貴重な時間を、海外展開の知識を学び、蓄積する機会として、グローバル化の流れが復活するコロナ禍後に備えよう。
 海外への企業進出は、日本の経営環境とは異なる異文化の国で、企業経営をすることである。海外との貿易は、基本的に、異文化の国との水際での取引だ。どちらも、日本国内の常識が、そのまま通用する領域ではない。
 本書は、海外への企業進出や海外での企業経営と百戦錬磨の貿易経験、延べ1,000件を超える中堅・中小企業・零細事業者等へのアドバイス経験で培われた、著者の「知識と知恵」をちりばめた「転ばぬ先の杖」(海外展開の留意点)で、海外展開をするのに必要な予備知識を網羅している。
 本書は、最初に、産業革命から現代に至るグローバル化の流れと、海外展開を図るうえでの心構えについて説明。次いで、企業進出に必要な基礎知識と企業進出の手順、貿易の基礎知識と貿易の手順を、詳しく解説している。そして、最後に、海外展開支援の仕事に従事されている皆さまに向けて、支援業務の進め方について解説している。支援機関だけでなく、海外展開を企図する企業にとっても役に立つ「情報入手先または相談先」や「チェックリスト」等の資料も付してある。
 本書が、海外展開の導入書として活用されることを、願っている。