活動会員のレポート

留学生支援バザー

東京国際交流館
 2022年11月19-20日、紅葉の映える中で、秋季留学生支援バザーが東京国際交流館(TIEC)にて行われた。売り上げは約16万円と大きく増加した。これはTIEC居住者の活動資金として提供される有意義なものである。ご提供いただいた寄贈品はダンボール149箱に及んだ。ご支援いただいた皆さまに改めてお礼申し上げる次第。
 今回の特徴は、冬を迎えるに当たり衣類およびブランド物の上着類が大量に売れたことで、また皿類も例年通り海外のブランド物も含め多数ご提供いただいた。
 もう一つの特徴は、防災備蓄用品のビスコを240袋、ミネラルウオーター(500ml)を290本もご寄贈いただいたことで、サービス品として販売し大きな評判を呼んだ。また日本手ぬぐいを130本もご寄贈いただき、こちらも好評を得た。
 コロナ入国制限緩和のおかげで新入館者が急増し、この機会を捉えコーディネーターとボランティアの日本語講師数人でABICの日本語広場、日本文化教室の宣伝・勧誘を行い、収穫を得る機会ともなった。次の春季バザーにも引き続き期待したい。

(留学生支援担当コーディネーター)




兵庫国際交流会館
 2022年12月10日、2019年秋以来コロナ禍で中断していた新入館生歓迎バザーが兵庫国際交流会館にて開催された。新入館生と既入館者を合わせて約80人が参加した。今回もABIC会員および支援企業とその社員、ならびに日本貿易会の役職員等の方々からダンボール65箱を超える広範囲な品物をご寄贈いただき、売り上げは約3万円となった。この売上金は、同館の留学生支援活動に提供させていただいた。ご支援いただいた皆さまには厚く感謝申し上げたい。
 今回も3密回避のため、1階の広いイベントスペースにて3時間にわたって行われた。友人の依頼で購入する人も多く見られ、1人当たりの購入額は前回を大きく上回った。今回の特徴として、下期に入館したアフリカ、中東からの学生が多かったことが挙げられる。日本での厳しい冬を初めて体験するため、防寒具を多く探していた。また、米国、中南米からの学生も冬物を買い求めていた。ゼロコロナ政策を取っていた中国からの学生は少なかった。
 皆さまからご寄贈いただいた生活必需品は廉価で提供され、来日間もない学生に非常に好評で、関係者からは開催継続を要望された。バザーはRA(Resident Assistant:交流会館居住の日本人学生)が中心となり運営されているが、毎回、ABIC関西デスクおよび活動会員でもあるABIC日本語講師も参加・支援している。

(関西デスクコーディネーター)