活動会員のレポート

留学生支援バザー

留学生支援グループコーディネーター  竹原 たけはら 正和 まさかず (元 伊藤忠商事)
関西デスクコーディネーター  鹿志村 かしむら かおる (元 住金物産)

東京国際交流館

 5月31日(土)、6月1日(日)の両日、恒例の春の新入館生歓迎バザーが東京国際交流館で開催された。売り上げは約105千円となり、ABIC事務費用を差し引きバザーの運営を担うRA(※)に留学生サポート活動資金として提供させていただいた。これは118箱もの品物をご寄贈いただいたABIC会員や日本貿易会会員各社役職員のご協力の賜物であり、厚くお礼申し上げる。
 初日は肌寒く、雨と強風に悩まされた。お台場特有の風があまりにも強く、外に陳列した品物が周囲に飛び交い、RAたちは準備に苦労していたが、全品目を低価格に抑える策が功を奏したのか、大量に売れた。
 2日目は好天に恵まれた。来場者の出足は鈍かったが、RAのアイディアで何度か館内放送を実施したところ急増し、売り上げは好調だった。
 両日ともABICが交流館で運営している日本語広場の講師(計3人)にご協力いただき、来場者に日本語広場、日本文化教室のチラシを配布して勧誘を行った。
 RAは6-7人ほど常駐しており、役割が明確でチームワークも良く、統制が取れていた。秋のバザーでもRAと一致協力し、留学生の生活を支援したい。


兵庫国際交流会館

 4月25日(金)の新入館生歓迎パーティに続き、5月17日(土)に恒例の歓迎バザーが開催された。今回で18回目になるが、新入館生、既入館生合わせて約30人が来場した。今回もABIC会員や日本貿易会会員各社役職員から68箱もの品物をご寄贈いただき、売り上げは1.6万円となった。この売上金は、ABIC事務費用を差し引きバザーの運営を担うRAに留学生サポート活動資金として提供させていただいた。ご支援くださった皆さまに厚く感謝申し上げたい。
 連休明けの多忙な日々で疲れて休んでいたとか、他の行事があって参加できなかったという学生もいたが、前回と同様、アフリカから留学している在館生が数人で連れ立ってやってきて、衣類以外にも玩具や各種雑貨など広範な品物をまとめ買いしてくれた。定番の夏物衣類、食器類、バッグ類はもとより、今回は小型掃除機、小型扇風機、ホットプレートなど電化製品が多く出品されていた。4月に入館した学生はアフリカ、中東、中南米などからの留学生が多いが、来日間もない学生にとってこれら電化製品は生活必需品であり、驚くほどの廉価に大変満足していた。


(※)RA(Resident Assistant):交流館に居住し、同館に入居する外国人留学生などの日常生活や勉学上のサポートなどを行う日本人大学院生。