2000年11月のASEAN首脳会議にて森前総理より表明された「日・ASEAN高校生交流プログラム」により招聘された高校生24名を9月29日、30日の2日間、当センターの会員14家庭で受け入れました。
今回のプログラムはタイ、マレーシア、インドネシア、フィリピン、カンボジア、ラオス、ミャンマー、ブルネイのASEAN
8ヵ国から50日間のホームステイを受け入れるものです。高校生は、代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターでオリエンテーションを受けた後、日本各地のホーム、高等学校に派遣されますが、各地に派遣される前に1泊2日の短期ホームステイを受け入れたものです。
ほとんどの家庭が初めてのホームステイ受け入れであり、多少の不安を持って当日を迎えられたホストファミリーが多かったようです。しかし、寄せられた感想・コメントを集約すると「少々気疲れたが楽しく過ごせた」「気持ちよく受け入れられた」「大変喜んでくれた」等々、またすべての方の共通コメントとして「躾が良くできているのに感心した」とのことでした。
一方、高校生には、日本の普段の家庭生活を体験してもらい、また近くの美術館、民家園、神社仏閣の見学やショッピングなど貴重な体験になったと思われます。
ホームステイは当センターとしては初めての取り組みでしたが、国際交流・対日理解促進・日本文化の普及にも役立つ留学生支援活動の重要な項目の一つと考えており、今後さらに活動を広げていく所存です。
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