マンスリー・レポート No.36 (2003年12月)
留学生支援活動

東京お台場の大学村「交流館フェスタ」に参加

 恒例となった大学村「交流館フェスタ」は今年で4回目、今年は「留学生とふれあおう! '03秋」を掲げて10月26日(日)に開催。当日は快晴に恵まれ、絶好のフェスタ日和となりました。800余戸からなる日本最大の留学生会館の行事とあって、来場者数は6,800人を数えて大賑わいでした。

 ABICは昨年に引き続いて参加し、広報ブースを設けたほか、日ごろ支援活動をしているメンバーを中心に文化教室の成果を披露。茶道教室は茶会、華道教室は生け花の作品展示と実地指導を、書道教室は留学生の作品展示を行いました。囲碁、将棋のコーナーにも関心が集まっていました。

 特筆すべきはバザーを開催し、来場者に留学生支援への協賛を呼びかけたことでした。ABIC会員をはじめ日本貿易会ABIC支援委員会加盟会社の有志、お台場地域のロータリークラブ「レインボークラブ」の皆さんから多数の寄贈品を受けるとともに、当日の販売も応援していただきました。

 今年はさらにABICの一翼として慶大、早大、芸大の学生が独自の企画をもって参加し、「三味線と書のコラボレーション」は大好評、“サルサ”のストリートパフォーマンスは会場の若者を巻き込んで大成功でした。

兵庫留学生会館文化祭に参加

 10月25日(土)、秋晴れの下、神戸にある兵庫県留学生会館の文化祭に参加し、「生け花教室」と「企業人と語る」のコーナーを設けました。当日は関西デスクコーディネーター2名と活動会員6名が参加しました。

 生け花教室では未生流中山文甫会の田中先生以下3名の先生に参加いただき、代表的な生け花の展示と生け花のデモンストレーションを行い、大好評でした。留学生数人が先生の指導で実際に花を花器に生ける体験をしましたが、学生たちの真剣なまなざしが印象的でした。

 他方、「企業人と語る」コーナーは訪問者が期待より少しさびしい結果となりましたが、日本企業への訪問方法などについて活発な質疑応答がありました。

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