5月31日、日本貿易会会議室にて佐々木会長が議長を務め、第12回理事会及び第6回通常総会を開催しました。2005年度事業報告及び収支決算報告、2006年度事業計画及び収支予算、任期満了に伴う役員の選任が審議され、いずれも原案通り承認されました。
野津浩常務理事・事務局長が退任し、後任に名鏡敬治氏(住友商事より出向)が就任しました。野津前常務理事・事務局長は参与としてABICの活動を支援することになりました。
野津前常務理事・事務局長挨拶:
「大変楽しく、かつ短い3年間でした。ABICが2000年4月に発足した時は、その活動路線はいわば単線でしたが、おかげさまでそれが複線あるいは複々線になりつつあります。今後とも関係の方々の力強いご協力、ご支援をよろしくお願い申し上げます。」
6月30日に第13回理事会を開催し、吉田理事長が退任、後任には三幣利夫氏(前住友商事(株)理事・中東支配人・中東住友商事会社社長)が就任しました。なお、吉田前理事長は、顧問としてABICの活動を支援することになりました。
吉田前理事長挨拶:
「3年に亘る、皆様のご支援、ご協力を深謝申し上げます。ABICも発足後6年、人間に例えれば丁度小学校に入学する年齢となりましたが、まだまだ体力、知力共に育てていかなければなりません。先人達、また関係の皆様のご尽力により、順調に育って参りましたが、新理事長のもと、設立以来の高い志を掲げ、潜在能力を存分に発揮し、逞しい青年に成長することを願っております。引き続きの皆様のご支援、ご協力をお願い申し上げます。」
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名鏡常務理事・
事務局長 |
三幣理事長 |
2005年度 事業報告
2005年度も様々な分野で幅広い活動が展開されました。2005年度の延べ活動会員は592名です。設立以来の延べ活動会員は2,200名を超えました。
2005年度活動の中心の1つは、2004年度から活発化した地方自治体を通じた中小企業支援です。通訳、翻訳から経営相談、海外進出、販路開拓まで広範囲にわたる支援業務に多くのABIC会員が活躍され、今後も新たな自治体からの具体的協力依頼が期待されます。また教育分野では、新たな大学での講座開設も実現しており、これらを含めABICの活動内容が一層深化、多様化してきています。
【ご参考】ABICの概要
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