『平成18年度版 国民生活白書』サブタイトルは「多様な可能性に挑める社会に向けて」(内閣府国民生活局総務課調査室編)が6月に公表されました。
本年度の三つの大きな柱として、若年者の適職探し、女性のライフサイクルと就業、そして高齢者の人生の再設計が取りあげられています。この第3章「高齢者の人生の再設計」に「高齢者の生活と社会貢献活動」があります。高齢者の社会貢献活動についての意識に関する調査に加えて、第3節「3.壁を打ち破る動き」の中で、「現役時代の経験を活かして国際貢献」する活動の事例として紹介されています。
今回、ABICの名前は出ませんでしたが、商社の業界団体が創設したNPO法人として活動が紹介されました。国民生活白書は1956年に第1回目が刊行されて以来、今年で49回目となり、国が時宜に応じた調査を行い公表するものです。まさに、時代の潮流にあった活動として当ABICが認識されているといえるでしょう。
なお、内閣府のウェブ上に全文が掲載されていますので、内容にご興味のある方はアクセスしてみて下さい。http://www5.cao.go.jp/seikatsu/whitepaper/index.html
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