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PROMEXCO エサウ・ガルサ氏と筆者(右) |
メキシコは、(社)日本航空宇宙工業会が4年毎に主催している国際航空宇宙展に、今回初めて参加した(10月1〜5日、パシフィコ横浜にて、529社・団体が出展)。
メキシコの航空機産業は、部品の製造・機械加工・機体組立・研究開発など、近年大きく成長し、企業数は186社を数え、対米輸出を柱に今や世界12大供給国の一つと言う(2012〜14年を目標にメキシコ製航空機の組立を志向)。
今回30歳代の若手を中心に15名の代表が主要9州から来日し、大使館商務部(PROMEXICO)のブースにそれぞれの州デスクを配置し、「州政府は外国企業にどのようなサポートが出来るか」来場者にオリエンテーションを行った。
ABICはメキシコ大使館の要請に応え、5名の“BBA”(バイリンガル・ビジネス・アドバイザー)を派遣し、日本企業との取引拡大、企業誘致などについて、州代表の活動を側面から支援した。
9つの州は互いに競争相手だが、その対応振りには温度差があった。
開催期間中は、ブースに詰め名刺を集めるのではなく、他国欧州企業のブースを回る州代表、また首都圏の企業を、精力的に訪問する州代表など彼らの行動形態は様々であった。この機会を最大限に活用し、ビジネス第一で実質的な行動をする、また来場者への応対も、資料を直ぐに渡すようなことはせず、来場者の関心事、意図をきちんと確かめ、個別具体的に対応する、といったCS(顧客満足)マインドを持って、しっかり仕事をする優秀な若手地方公務員であった。
ビジネスデー3日目、PROMEXICO
ブースは、盛り沢山のご馳走とワインを揃え、レセプションに早変わり、ルイス・カバーニャス大使が応対し、この粋な計らいと「オンリーワン」のプレゼンテーションは会場内の注目を集めた。
最後に、州代表からまた大使館からも、日本企業との話の進め方などP
to Pで学べ、BBAと行動したこの5日間は、有益かつ愉しかったと評価されたことを付記したい。
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左から小畑氏、根岸氏、筆者、小野氏、川俣氏 |
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ABICチーム(敬称略・氏名五十音順) |
コーディネーター |
西山 勝昭 (外国企業支援コーディネーター、元 住友商事) |
バイリンガル・ビジネス・
アドバイザー (BBA) |
グアナフアト州担当 |
小野 勝彦
(元 日立ハイテクノロジー) |
ケレタロ州担当 |
小畑 克之(元 丸紅) |
バハ・カリフォルニア州担当 |
川俣 二郎(元 トーメン) |
メキシコ州・プエブラ州担当 |
竹山 克則(元 伊藤忠商事) |
ソノーラ州担当 |
根岸 史彦(元 丸紅) |
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