本書は、南米とヨーロッパで通算15年以上勤務した筆者が、海外目線から日本を見た時に感じる違和感、疑問点を辛口な中にも関西人特有のユーモアを交えて書いたものである。企業の駐在員としてだけではなく、日本人学校でも勤務した経験を有することから、取り上げる問題もごく身近な問題から、教育問題、国としてのありように至るまで多岐に亘っている。
お読みになれば、「おかしいんとちゃうの、これは。皆、疑問に思わんの?」という筆者の思いを、随所で共有できることであろう。
【本書の構成】 |
●日本人は音に敏感? | ●日本の自然に対する向き合い方は正しいか? |
●日本では個が独立していない? | ●日本に町の美観という概念はあるのか? |
●日本人は愛想が悪い? | ●日本の交通インフラはこれでよいのか? |
●日本人は幸せな生活をしている? | ●日本は伝統・文化を重んじる国か? |
●日本に大人の世界はある? | ●日本の学校教育はこれでよいか? |
●日本には人が多すぎる? | ●日本は福祉国家になれるか? |
●日本人の食感はインターナショナルか? | ●日本のありようはこれでよいのか? |
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