在日留学生支援・交流
独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)の要請を受けて、同機構が2001年にオープンした東京・お台場の東京国際交流館に入居している在日留学生およびその家族を対象に、日本語広場、日本文化教室(茶道、華道、書道、空手、囲碁、将棋)の運営、バザーへのABIC会員などからの寄贈品の提供、育児・健康相談の通訳、健診・通院の帯同通訳など、さまざまな支援・交流活動を行っています。また、兵庫国際交流会館においても、2014年からバザーに協力し、2015年から日本語広場、日本文化教室(華道、書道、空手)の運営などを行っています。
(『(公財)中島記念国際交流財団助成』(独)日本学生支援機構留学生地域交流事業)
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東京国際交流館での活動
2001年にスタートした留学生・家族向け「日本語広場」では、ABICの会員を講師として派遣し、留学生およびその家族が日本語を学びながら交流を楽しんでいます。2022年には休講日にオンラインクラスを開設しました。
2002年に日本の伝統文化を紹介する「日本文化教室」を開設し、ABICの会員を講師として派遣しています。月1回、週末に茶道、華道、書道、空手、囲碁、将棋の各教室を実施しており、熱心な留学生およびその家族で盛り上がっています。また、居住者以外も参加する国際交流フェスティバルでは、体験教室を実施しています。
茶道
華道
書道
空手
囲碁
将棋
留学生家族サポート(育児・健康相談、健診・通院の通訳など)
東京国際交流館では、留学生家族の妊婦や幼児・児童の健康管理のため定期的に保健所の専門スタッフを招いて育児・健康相談を行っており、ABICの会員が通訳サポートを行っています。また、外部での定期健診・ワクチン接種や、新生児誕生時の保健師・助産師の家庭訪問に同行し、通訳サポートを行っています。
育児・健康相談サポート
バザー
東京国際交流館では、年2回、新規入居者が増える春と秋に留学生およびその家族を対象とした生活支援バザーを開催しています。ABICは、毎回、活動会員や法人会員の社員から寄贈された日用品や衣料品を提供しています。
日本語教師養成講座
ABICでは、日本語教師を志す会員向けに、2006年より年2回、6ヵ月120時間の日本語教師養成講座を開設しており、2024年9月末までに282人が修了しています。講座修了者は東京国際交流館の「日本語広場」をはじめ、各地の日本語教室などで活躍しています。
講座修了式記念写真
講座風景
兵庫国際交流会館では、2014年から同館に入居している留学生およびその家族に対する支援・交流プログラムが始まりました。現在、日本語広場を週3回、日本文化教室(書道、華道、空手)を月1回実施し、ABICの会員を講師として派遣しています。また、バザー(春、秋)へのABIC会員からの寄贈品の提供、国際交流フェスティバルでの日本文化体験教室の開催などを行っています。
書道
華道
空手
日本語広場